お遊びはここまでだ。
常に絶賛する評論家は常に酷評する評論家と変わらず、役に立たない。
それは何故か？
例え話をしよう…
2015年、幾多のファンが駄作と断じるスター・ウォーズエピソード８「最後のジェダイ」が公開された。
巨匠ジョージ・ルーカスから現ルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディの手に落ちたシリーズにキャラクターへのリスペクトは無く、ストーリーは過去作を悪い意味で混ぜ返した模倣でしかなかった。
熱心なファンほど怒り、悲しみ、悔しんだ挙句の果て、ファンとして全てを受け入れるべきか、ファンを止めるべきかという決断にまで追い詰められた。
かく言う私うみねこも、スター・ウォーズファンの一人。
みんなはどう思っているのか知りたくて、映画評論系ユーチューバーの動画を貪るように見ていた。渇きだ。
視聴回数が２ケタの新人評論家の再生ボタンだって押した。
「どんな映画にも良いところがあるので、楽しみ方を伝えます」
その動画はエピソード８を見たときと同じ、酷いものだった。木を見て森を見ず。ワープ特攻などの些末なシーンを取り上げて「映像美」などと言ってのける。
スター・ウォーズのファンではないのだ。
薄っぺらで参考にならない「どうでもいい話」しか披露できないユーチューバーがレコメンドに上がることは２度と無かった。
そう…常に絶賛する評論家は常に酷評する評論家と変わらず、役に立たない。
あれから８年…
「新・絶対的美少女、お貸しします。 101 八掛うみ(AV女優)20歳。」のレビューを試みたいと思います。
うみちゃんが可愛い。
もうねっ、もうねっ、どんな角度でも可愛いんだー。
３作目のタイトルは「新・絶対的美少女、お貸しします。 101 八掛うみ(AV女優)20歳。」
いわゆる素人ものですね。
前回同様、初のベスト盤に収録されております。
本作のタイムスタンプは 01:28:05 ～ 02:31:10 です。
まずはインタビュー。
緊張しやすいうみちゃんの全身からもれなく緊張が伝わってきます。
八掛うみ（やつがけうみ）「（デビュー作は）びっくりしました。あんな人数いると思わなくて。」
…ほれみたことか？
作品は発表順に、時系列に鑑賞するのが良いのだ。
むざむざジャケ写などで選んでしまうと、その言葉が何を指してるのか想像するしかなくなる。
最新作にリアタイするまで少ーし時間がかかっちゃうけど、まだ慌てる時間じゃない。
八掛うみ「（AVは）愛い好きな女優さんを調べて見る。男は誰でもいい。…（中略）…それでなんかHなことをしようとかじゃなくて、ただただ可愛いと思ってみてる。」
そうそう、うみちゃんは普通にAVを見るらしい。女性向けじゃなくて男性向けのAV。
「Hなことをしようとかじゃなく…」と言ってますが、嘘ではなく恥ずかしがってるだけかも。
YouTubeで度々オナニー事情について話しており、まるで男のようにAVをおかずにしながら、ほぼ毎晩していたとのこと。忙しくなってからはしない時期もあるみたい。
八掛うみ「（AV女優では）のんちゃんが好き。元気ないときインスタもめっちゃ見ます。」
誰のことだろう？
「のんちゃん」でググればそれっぽい女優は出てくるものの、頭をかきかき断定には情報不足。
うみちゃんが好きというなら見てみたい。情報募集！有識者はコメントもらえると嬉しいです。
スタッフ「不安なアレも、顔に出ないよね」
八掛うみ「不安だと真顔になります」
移動中の車内に場を移しての軽いトークにて。
やる気が無かったり不安になったときの「真顔」がこれ。やる気と可愛いさに相関関係が無いことを証明するうみちゃんです。やはり世界に出ていく人物は違う。前世あたり女神。
そんな軽いトークに隠された本作のポイントがこちら。
沖縄に旅行してきたので、水着の日焼け跡が残ってるってコト。
この後の本編では、それほどクッキリではないものの意識して見れば分かります。
いいよね？
なんつーん？
脱いでいるのに水着も見えるような日焼け跡。男はみんな超能力（妄想力）者。
はいはい私には分かりますよ。大好物な人もいっぱいいるでしょ。
本編に進む前に伝えなければならないことがある。
ワタクシ、うみねこは「素人男優物？」「素人参加型？」的なジャンルが苦手なんです。ネズミが猫のオシッコの臭いを本能的に嫌うように、おそらく生理的に。
無理やり言語化すれば「なんで素人のもたもたを見なきゃならないの。」って感じかな？いやいや、やっぱり生理的な好みと言う方が近い。
例えば映画のジャンルに例えると…
・血しぶきビシャビシャスプラッター物
・突然大音量＆超アップでビビらせるホラー物
・「はいここで泣いて下さーい」な感動ポルノ
・本気コスプレでバリバリアクション
・だいたい面白くないサメ系
…などなど、みんなも「このジャンルだけは猫のオシッコや」ってのがあると思う。それです。
さて一人目の挑戦者は、金城 浩貴（20）、そこはかとなくボクサーなのかなって仮名。ピンポン玉投げつけながら「コウキッ、コウキッ、避けろっ！」つって。（あの三兄弟とは関係ありません）
以後、コウキと略す。
このコウキがね、目線のモヤモヤを貫通するイケメンなんですよ。
うみちゃんが脱いだ服をクイックにハンガーに。
「寒い、寒い、寒いですから」と、シャワー後のうみちゃんがバスタオルを外すのを止める。
そして未開封のお水（いろはす？）を手渡す優男。
しかも腹筋が美しい細マッチョ男優。
うみちゃん、鍛えられた腹筋が好きっていってたもんなー。
ワタクシうみねこも、これには後方腕組み彼氏面（こうほううでぐみかれしづら：ブレイク前のアイドルのコンサート等において、後ろの壁にもたれかかりつつ彼氏面で見ている厄介オタクの意）
コウキ「僕よりも細い人はじめて見ました」
八掛うみ「えー全然ですよ。私より細い」
コウキ「目が大きいんで、あんまり見れない。目力が凄すぎて」
お互いにずっと敬語で気遣いあう会話…
こ、これは…？
激戦の末に溶解炉に沈めたうみねこの記憶が蘇ってくるのを感じる。親指グーっつって。
６畳間のワンルーム。
片付いてはいるものの、物が収まりきらず雑然とした室内。
薄いお布団…
うみねこが一番最初の彼女とエッチしたのもそんな部屋だったなぁ。
そりゃね、うみちゃん程の美人ではなかったけれど、思い出は美化されるもの。
ほらっ？
若い二人って、後から思えばどんなに相性が良くても、ケンカの勢いで別れたりするじゃない。
思い出にほっこり。
カメラは定点で、枕の裏、側面、天井の３か所からの撮影です。
開始から20分ごろ思わぬ福音が響き渡ります。
ちなら。
俗にマン屁や膣ナラとも呼ばれるもの。
恥ずかしそうなうみちゃんがたまらなく可愛いんです。
ちなみに、ちならを「ぶいぶい」と表現したのは、とんねるずの石橋貴明さん。女性の「オナラじゃないのよ、空気が入っただけっ」までガセット。
当時の子供たちは意味も分からないまま、好調なことを「ブイブイ言わせてんねー」などと言いまくっていた穏やかな時代。
コウキのエッチはつたないエッチ。
寝バックにしたとたん「これヤバイ。すぐいっちゃいそう」とのこと。
男なら誰もが通る道、脳内で九九を唱えたり、おじいちゃんの入れ歯を思い出したりしながら、女性がイクまで頑張ろうとする健気な戦士。わかる、わかるよ。
結局うみちゃんがイク場面はなし。
「うみさんが満足できるまで我慢できなかったので、僕が。すいません。」
…ええんやで、コウキ。流した汗がダイヤモンドや。
続きまして、２人目を飛ばして３人目の挑戦者。
気をつけたいポイントとして、ベスト盤では「カットが入ったかな」ってとこがチラホラあります。
MGSのサンプル画像を見ると、太ったホリエモン風のおっちゃんがカットされたのかな？と気付きますよ。
さておき、挑戦者は佐藤 治。以後オサムと略します。
ここでのうみちゃんのワンピース姿が絶品。
ねはんが…ねはんがあったよ。
車で移動中のインタビューによると、うみちゃんはワンピースが大好き。
可愛いのはすぐ買っちゃうそうです。
YouTubeの海の大冒険（公式）を見てても、モノクロが好きなのかなって感じるよね。
今回のお部屋はリビングとキッチンが分かれてる。ベッドもある。
物も少なめで最初の部屋より豊かな暮らしを感じます。
オサムも優男なのだが…。
あっという間にスカートめくってお尻を確認。チャラ系か？マジ許すまじオサム陽キャ。
サラサラの髪を褒め、軽いトークですぐエッチ。
なんならデリヘルみたいなノリでGO。マジ許すまじオサム陽キャ。
今回は定点カメラではなくカメラマンによる撮影。
なので、うみちゃんの様々な表情やポーズを堪能できます。
やっぱりプロの力は偉大なのであるよ。
ところで…
ここであの小さなダイヤのネックスに気付きます。
デビュー前の一作でも、デビュー作でも身に着けていたネックレス。
ひょっとしてお守りみたいな意味があるのかな？
オサムには一人目より男優よりテクを感じる。
うみちゃんのおっぱいすうのうらやましい。
基本的な体位や69、フェラは見られるが、一番のポイントはそこじゃない。
はいはいはいはいはいはいはいはい。
またあの時間が待ってます。
後半、腰を止めて休むことが多い。
これは脳内で九九を唱えたり、おじいちゃんの入れ歯を思い出したりしながら、女性がイクまで頑張ろうとする健気な戦士。
「マジ許すまじオサム陽キャ。」なんて言ってごめん。がんばれっ、オサム！
でもでも、どこ動画だったか？
うみちゃんは早漏はOKで、長いと乾いて痛くなっちゃうって言ってたよ。
後半のオサム、とくに休憩多し。
ちょこっとキスしてみたり。
ちょこっとおっぱい触ってみたり。
ちょこっと体を褒めて見たり。
そう。
本作の本質がここにある。
息が上がり腰を止めがち。こうなってくると感情移入の先はむしろオサム。まるでロープにべた付けされて連打をくらうボクサーじゃないか。
頑張れ！頑張れ！
♪たたかう～きみ～のう～たを～ たたかわないやつらがわらう～だろ～ ふぁーいと！
…結局、どのタイミングでイったのかも曖昧に果てるオサム。
よくやった、よくやったと心の中で男同士の妄想ハグ。
うみちゃんがイクことはありませんでしたが…
たっぷり出されたゴムを見てこの笑顔。
うみちゃんって「なんでも棒読み・棒読みロボット」みたいに言われることもあるけれど…
優しい気づかいをするときの言葉は一切棒読みには聞こえないんだよなー。
以上、貸し出されたうみちゃんのエッチを見てきたわけですが…
コウキ（仮）とオサム（仮）、完全に素人ってわけじゃないよね。
前に消防署員がAV出演して、地方公務員法で禁じられてる副業を行ったとして処分されたことあった。
そして、学生時代の友達がAV撮影にワンルームの自室を貸すアルバイトをしてたことがあった。
点と点がつながります。
そりゃーそう。
そりゃーそうですよ。
うみちゃんを病気その他の危険から守ることは当然として、バイト？男優の個人情報も守らなきゃいけないから、特定厨にバレないよう場所も第三者から借りてるってこと。
それを踏まえても、なかなかリアルに素人っぽさでした。
我慢できなくなっちゃうあたり。
一方うみちゃんは、本作でも裸一貫でがんばってる。イってないのは本作の演出かな。
こんなにも川の流れのように穏やかに身をまかせられるのは、美空ひばりか八掛うみくらいなものである。
ひるがえって、自分にできるのか想像してみる。
男優のことをアレコレ言ったが、自分ならどうだろう。
ほら？
なんらかの偶然が重なって、うみちゃんとAVを撮影することになったらって。
まず、YouTubeで徹底的に好みをリサーチしオードブルをとり、高級酒を複数用意。もちろん、スタッフも加えた人数分。
前日は午後９時に眠って睡眠不足を回避…しようとするが全く眠れない。
明日のことを想像するだけでうみねこのうみねこ部分がギンギン…
一睡もできず朝を迎える。
しかたないので食パンを焼いて軽食。
行きつけの内科医に「このところまったく立たなくて」つって嘘ついてもらってきたED治療薬を飲む。
ペコペコお辞儀しながらうみちゃんとスタッフをお出迎え。
もちろんお辞儀は90度。
だがここで異変が起きる。
緊張と寝不足で、うみねこ部分がまったく立たない。
興奮で目はチカチカ、足はガクブル、喉はカラカラ、全身鳥肌。そうだよ…
カメラに撮られながらエッチなどできますか？
そんなの高度な訓練を受けた者にしかできるわけねーっつーの。
耳鳴りがする！
♪酒のみ～で 貧乏～で ふーにゃふーにゃで～（「マルコじいさん」さねよしいさ子）
マルコじいさんみたいな耳鳴りがする！
うみちゃんとスタッフが代わるがわる優しい言葉を掛けてくれてるようだが、まるで聞き取れない…
最低だっ！
うみねこ、最低だっ！
この役立たずっ！
…シテ…コロ…シ…テ…
…
…
…
ふと我に返る。
起きてもいない妄想で自分自身を辛辣に酷評するなど、人生で一番無駄。
以上、そんなわけでね。
このレビューで「新・絶対的美少女、お貸しします。 101 八掛うみ(AV女優)20歳」を見てみたいと思った方は、ベスト盤の２番目に収録されてますので、次のリンク先からぜひ楽しんでくれよな。くれぐれも楽しい妄想にて。
【PRESTAGE公式MGS動画リンク】
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